セカンドオピニオンを直訳すると「第2の意見」です。
つまり、担当医の意見が第1の意見であるのに対し、他の歯科医の意見をセカンドオピニオンと呼びます。セカンドオピニオンを聞くことは、担当医から提示された診療内容を信じないとか、担当医を見限る、あるいは他の歯科医院に移ることを意味するものではありません。
しかし、他の歯科医院でなければ自分が納得する医療を受けられない場合には、歯科医院を移ることになるでしょう。
セカンドオピニオンを聞くことによって、診断、治療、検査などさまざまな状況で、患者さん自身が自分の診療を正しく理解し、十分に納得することができるため、安心して診療を受けることができるでしょう。
当院ではセカンドオピニオンに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
◎ セカンドオピニオンを聞きに行ったほうがよい場合
すべての患者さんがセカンドオピニオンを聞きに行ったほうがよいわけではありません。
担当医の説明を聞き、自分で納得できればそれで十分である場合も多いでしょう。
しかし、そうであっても他の医師の意見も聞いてみたいとき、説明が理解できない、納得できない、というようなときや、医師からの一方的な説明を受け、十分に考えることができなかったときなどには遠慮なく、セカンドオピニオンを聞きに行きたい、と担当医に申し出て下さい。
◎ セカンドオピニオンの費用
医院によっては、保険診療で実施しているところもあります。しかし、セカンドオピニオン提供は30分~1時間程度ですので、保険外診療として独自の料金を設定しているところもあります。事前に確認しておくのがよいでしょう。
◎ セカンドオピニオンの注意点
自分の歯の状態や治療法に関して正しい情報を得ることは大切です。そして、正しい診断あるいは標準治療を理解して、最善の医療を受けることが大切です。
ところが、自分の気に入った意見を言ってくれる医師に出会うまで、何カ所もの医療機関を受診する患者さんがいます。このことをドクターショッピングといいます。
どのような治療を選択するか、最終的には自分自身で決定しなくてはなりません。